- 熱交換器・プロセス空調ガイド TOP
- 熱交換器とは?
「熱交換器」と聞くと耳慣れないかもしれませんが、意外と普段から目にしているものです。車のラジエーターは、エンジンの熱をラジエーター液で冷却するという意味でもっともわかりやすい「熱交換器」でしょう。また冷蔵庫やクーラーなども立派な「熱交換器」です。
つまり熱交換器というのは、温度が高い物体から低い物体へ効率良く熱を伝導させる機器です。効率性の問題から、液体が使用されることが多くなっています
当社では熱交換器による「産業プロセス空気調和」を行なっております。そんな身近な熱交換器ですが、実際に工業などの産業ではどのように使われているのでしょうか?
ここでは具体的にどのような熱交換器があるのかをご紹介します。いったい、どのような仕組みで「熱」を効率良く交換していくのでしょうか?
![]() |
多管式熱交換器 | ||||
---|---|---|---|---|---|
主な使われ方 <液体×液体>
シェル(筒)&チューブ(管)型と呼ばれ、筒と管の中に温度の異なる流体(液体)を流し加熱や冷却を目的とした熱交換を行います。 |
![]() |
プレート式熱交換器 | ||||
---|---|---|---|---|---|
主な使われ方 <気体×気体>・<液体×液体>
プレート式熱交換器と呼ばれる熱交換器には二種類あり、<液体×液体>と<気体×気体>の熱交換を目的としたものがあります。 |
![]() |
フィンチューブ型熱交換器 | ||||
---|---|---|---|---|---|
主な使われ方 <気体×液体>
フィンチューブ型熱交換器は伝熱管(チューブ)に伝熱板(フィン)を取り付け伝熱面積を増やしたものをフィンチューブと呼びます。 |
◆その他の熱交換器
この他にも、形や素材によって「コイル式」「渦巻き式」「ジャケット」「非金属熱交換器」などの様々な種類の熱交換器があります。 用途や目的に従って様々ある熱交換器、いったいどんな熱交換器を選べばいいのでしょうか?